1級建築士の資格や試験について解説しています。
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資格の取得目的と将来性

 建築士は、あらゆる建物の設計や工事管理、建築を行う建築技術者です。国家資格になります。建築士には、1級建築士、2級建築士、木造建築士と3種類にわかれています。それぞれが規模などによって扱える範囲が違ってきます。ここでは建築士の中でもっともレベルの高い1級建築士の紹介をしていきます。

 

 1級建築士にはすべての建物の設計・工事監理をすることできます。建物の制限はなく、個人住宅から面積500平方メートル以上の学校や病院など幅広い範囲で活躍することができます。独立開業をすることもできますが、住宅不況の今に独立をするのは多少の壁があるかもしれません。

 

 独立開業をした場合の年収も現在はそんなによくはなさそうです。もちろん、独立して年収1000万以上を稼ぐような方も存在しますので諦めることはないと思います!一般的な就職先は、工務店や住宅メーカーなどが主流になります。資格取得の手当ては基本的にはつきますが、勤務先によって異なってきます。

 

 建築士は今でも必要とされる職業ではありますが、住宅不況の現在では個人住宅の施工は増えていないようです。しかし、これからは耐久度デザインを考えた建築物などが求められる時代ですので、質の高い建築士は必要となってくると思います。1級建築士または2級建築士の資格を取得しておけば、住宅の設計以外にも住宅メーカーなどの営業などで役に立つこともたくさんあります。また、新築の設計以外にも、リフォーム住宅バリアフリー化など需要が高い方面で、大いに活躍することができると思います。

 

※住宅業界での場合…高齢者や障害者の方にも住みやすい暮らしをして頂くための家づくりをすることです。(例:車椅子用に段差をなくす。手すりをつける。などです)




試験・資格情報

受験資格

 次の項目のうち1つでも当てはまる方に受験資格があります。

1.大学の建築科または土木科を卒業し、建築に関する実務経験が2年以上ある方。

2.3年制短期大学の建築科または土木科を卒業し、建築に関する実務経験が3年以上ある方。

3.2年制短期大学の建築科または土木科を卒業し、建築に関する実務経験が4年以上ある方。

4.高等専門学校の建築科または土木科を卒業し、建築に関する実務経験が4年以上ある方。

5.2級建築士として実務経験が4年以上ある方。

6.その他国土交通大臣が特に認める方。         

評価  実用度 ★★★★★  難易度 ★★★★☆  注目度 ★★★★
試験日

 学科…例年7月下旬に実施されます。
 設計製図…例年10月上旬に実施されます。
 (※学科は7月27日、設計製図は10月12日に実施されます)

取得期間

 4年〜

試験内容

 1級建築士の試験は学科の試験設計製図の試験から成りたっています。学科の試験に合格すれば設計製図の試験を受けることができます。試験の内容は次のようになっています。

学科
(午前の部)
 1.建築計画、環境工学、建築設備
 2.建築法規
(午後の部)
 3.構造力学、建築一般構造、建築材料
 4.建築施工、建築積算

 試験時間は午前の部、午後の部とも3時間ずつで行われます。


設計製図

 指定された課題で設計の製図を行います。試験時間は5時間30分で行われます。

※「学科の試験」に合格した方は、本人の申請により翌年まで学科の試験が免除されます。

資格受験料

 1万5100円

合格率・合格ライン

 合格率…学科-25% 設計製図-30.3%(平成17年の結果) 
        総合-約10%前後
 合格ライン…満点のうち70%以上が基準になります。

その他特記事項

 取得者の傾向としまして、大学を卒業して建設業に勤務されている方の取得が最も多いようです。年代的には20代後半から30代中頃の方の合格者が多く、40歳以上の合格者もいます。合格者の男女比は約8:2です。

 資格取得の手当てとしまして、1級建築士の資格を取得すると企業からの祝い金・奨励金が支給されます。その平均支給額は約7万円とされており、最低でも3千円以上はもらえるようです。

 受験者数ランキングでは、1級建築士は学科と設計製図をあわせると税理士を抜いて6番目に入ってきています。人気資格です。1級建築士は教育訓練給付制度があります。



受験対策

 一般的な学習方法は、通信講座スクールに通って資格取得をめざすことです。スクールによってもコースはさまざまで短期合格をめざすコース、働きながらでも資格を取得できるコースなどさまざまなカリキュラムが存在しています。自分に合ったコースで効率よく資格取得を目指すことができます。参考書を手に独学で勉強するという手もありますが、あまり現実的ではなくむずかしいと思います。



おすすめ通信教育・スクール情報(クリックでスクールの公式サイトへ進みます)

 ・日建学院


お問い合わせ

 (財)建築技術教育普及センター
 〒104-0031  東京都中央区京橋2-14-1
 TEL 03-5224-3105



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