弁理士の資格や試験について解説しています。
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資格の取得目的と将来性

 弁理士は、発明や商品名などを他の者に盗まれたりしないように、「特許」を使って権利を守るお手伝いをする仕事です。国家資格になります。

 

 主な仕事として、特許や商標などがすでに登録済みがされているかなどの鑑定や、権利を守るために行う特許庁への出願手続きの代理をしたりします。また、権利の取得以外にも、知的財産や研究開発にたずさわる様々なアドバイスを行います。

 

 現代は、「アイデアの時代」と言われています。新しいものが次々と生み出されていく時代です。それに伴い、より大きな利益を得るために必要な特許権実用新案権意匠権及び商標権(総称して産業財産権と言います。)の出願件数も日々増加傾向にあります。とても需要が高まっている、将来性も高い注目の資格です。

 

 弁理士の特徴は、世界を舞台に活躍することができる産業財産権制度のエキスパートであって、景気の波にもとても強いのが特徴です。資格取得後は、メーカーなどの企業内や特許事務所に勤務、または独立開業の道もあります。

 

 独立開業した場合の年収が、およそ1000万円〜1億円あたりと言われています。長者番付にのる資格者もいるということから、高収入を得ることができる将来有望な資格となっています。また、勤務されている方の30代中頃の平均年収も、サラリーマンの平均年収よりは多くもらえるようです。

 

※デザインに関して、作った人が独占できる権利です。




試験・資格情報
          
受験資格

 制限ありません。            

評価  実用度 ★★★★★  難易度 ★★★★★  注目度 ★★★★★
試験日

 1次試験の短答式試験は例年5月に実施されます。(※平成19年は、5月20日に実施されます)
 2次試験の論文式試験は例年7月に実施されます。(※平成19年は、必須科目が7月1日、選択科目が7月22日に実施されます)
 3次試験の口述式試験は例年10月に実施されます。(※平成19年は、10月12日〜19日の期間に実施されます)

 弁理士の試験は年3回にわたって実施されます。

取得期間

 約3年〜5年

 弁理士の場合は、取得期間に個人差が大きく出てきますので、一概にははっきりと言うことができません。2年で取ってしまう方もいれば、10年以上勉強をしている方も存在します。

試験内容

 弁理士の試験は、
1次試験(短答式)2次試験(論文式)3次試験(口述式)からなっています。1次試験に合格すれば2次試験を受けることができ、2次試験に合格すれば3次試験を受けることができます。段階別の試験内容は、次のとおりになっております。


短答式試験

 1.特許法・実用新案法
 2.意匠法
 3.商標法
 4.工業所有権に関する条約
 5.著作権法
 6.不正競争防止法 
 
 短答式試験は全部で60問で、試験時間は3.5時間となります。


論文式試験

(必須科目)
 1.特許法・実用新案法
 2.意匠法
 3.商標法

(選択科目)
 1.機械工学
 2.物理工学
 3.情報通信学
 4.地球工学
 5.応用化学
 6.バイオテクノロジー
 7.弁理士の業務に関する法律

以上の7科目のうち、1科目を選択します。

 論文式試験の必須科目の試験時間は、1.2時間   2.1.5時間  3.1.5時間となります。選択科目は1.5時間となります。


口述式試験

 1.特許法・実用新案法
 2.意匠法
 3.商標法

 試験時間は各科目10分程度試問されます。

資格受験料

 1万2000円  1次試験〜3次試験までの受験料です。

合格率・合格ライン

 合格率…約7%
 合格ライン…約70%  こちらはあくまで基準であって、その時の得点比率によって多少異なってきます。

その他特記事項

 取得者の傾向としまして、多くの方が会社や特許事務所などで働きながら受験をしています。合格者の平均年齢は大体30代中頃で、近年では女性の合格者の割合も増えてきています。
 現状では弁理士の数は足りていないので、これからますます必要とされていく資格だと思います。就職・転職にも大変有利な資格と言えます。




受験対策

 学習方法として一般的なのは、通信講座スクールに通って資格取得を目指すことです。直接プロの講師に教わりながら学ぶ、というのが一般的な学習方法となります。独学で勉強される方もいるようですが、そのような場合は、一度スクールやセミナーなどで基礎を学んでから独学へ、という流れの方が多いようです。

 

 スクールによってもコースはさまざまで、短期合格を目指すコース、働きながらでも資格を取得できるコースなど、さまざまなカリキュラムが存在しています。自分に合ったコースで効率よく資格取得を目指すことができます。



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お問い合わせ

 特許庁総務部秘書課弁理士係
 〒100-8915  東京都千代田区霞が関3-4-3   TEL 03-3581-1101

弁理士の試験の詳細は、こちらをご覧ください。(特許庁のホームページです。)



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