不動産鑑定士の資格や試験について解説しています。
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 不動産鑑定士
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不動産鑑定士




資格の取得目的と将来性

 不動産鑑定士は、マンションや建売住宅などの価格決定や交通の便など、周囲の環境から考えた、第3者の目から見た健全な不動産の鑑定評価を行う仕事です。公認会計士弁理士司法書士と肩を並べる超難関の国家資格になります。

  

 不動産鑑定士の主な仕事は、不動産の鑑定評価です。ほとんど、これにつきると言ってもいい思います。不動産の鑑定評価とは、まず「不動産の有効な土地利用」を適正に判定します。その上で、「適正な不動産の価格」を判断する、といった具合です。不動産鑑定士の仕事は地域社会の生活や経済にも大きな影響を与える業務なだけに、社会的責任も重くて公正な判断を必要とされます。ですので、幅広い知識と高度な技能が必要となってきます。

 

 不動産鑑定士は人手が不足しているために、将来性が大きくて高収入が狙える資格です。不動産鑑定士の特徴は景気の波に流されにくいので、安定した収入が得られます。

 

 不動産鑑定士の資格取得後は大きく分けて、企業内鑑定士独立開業とに分かれていきます。企業内鑑定士とはその名前のとおりで、一般企業に就職して会社に勤務する形態のことです。会社の鑑定評価部門に所属して、鑑定業務等を行います(←主に不動産会社です)。その他にも、その知識を生かせる信託銀行、生保・損保会社、証券会社、官公庁、鉄道会社などの幅広いフィールドで活躍することができます。



試験・資格情報

受験資格

 制限ありません。            

評価  実用度 ★★★★★  難易度 ★★★★★  注目度 ★★★★
試験日

 短答式試験は5月の第2日曜日に実施されます。
 論文式試験は8月の第1日曜日を含む土・日・月曜日の連続する3日間に実施されます。
(※平成19年は、短答式試験は5月20日(日)に実施されます。論文式試験は8月4日(土)、5日(日)、6日(月)の3日間にわたって実施されます)

取得期間

 約2年〜4年

試験内容

 新不動産鑑定士の試験は、短答式試験論文式試験からなっています。短答式に合格すれば論文式を受けることができます。そしてその試験に合格しますと実務修習(<旧>3次試験と同等の実践的な知識・技能の習得)を受けることになります。試験内容は以下のとおりです。


短答式試験

 1. 不動産に関する行政法規
 2. 不動産の鑑定評価に関する理論

 短答式試験は全部で2科目の択一式で行われます。問題数は各40問で、試験時間は2時間になります。


論文式試験

 1. 民法
 2. 経済学
 3. 会計学
 4. 不動産の鑑定評価に関する理論(演習問題)
 5. 不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題)

 論文式試験は全部で5科目の大問で行われます。問題数は1.民法、2.経済学、3.会計学が2問、4.鑑定理論(演習)が1問、5.鑑定理論(論文)が4問です。

試験時間は1〜4まで各2時間で、5鑑定理論(論文)が4時間になります。

資格受験料

 1万3000円

合格率・合格ライン

 合格率-約10%前後
 合格ライン-短答式は満点のうち約70%。論文式は約60%。あくまで基準となりますので、その時の得点比率によって異なってきます。

 また、各試験科目ごとに一定の得点が必要となります。 

その他特記事項

資格取得の手当てとしまして、不動産鑑定士の資格を取得すると企業からの祝い金・奨励金の平均支給額が、約12万円とされています。不動産鑑定士は教育訓練給付制度があります。

 

 ※実務実習…国土交通大臣の登録を受けた実務修習機関で行います。今までの『実務経験2年+実務補習1年+3次試験合格』と同じレベルの知識・技能の習得が課せられます。それを最短で1年3ヶ月で習得が可能になります。ですので、濃密な実務経験となってきます。最後には技能や知識を確認する「修了考査」というのがあります。


 実務修習では講義代や演習代などで約50万円ほどかかります。資格取得のためにスクールなどに通う場合、それとはまた別のお金がここで発生してしまいます。ですので、時間とお金の面をよく考えて「絶対合格してやるぞ!」という意気込みを持って望むことが重要です。



受験対策

 学習方法として一般的なのは、通信講座スクールに通って、資格取得をめざすことです。スクールによってもカリキュラムやコースはさまざまで、短期合格を目指すコース、働きながらでも資格を取得できるコースなど、さまざまなカリキュラムが存在しています。自分に合ったコースで、効率よく資格取得をめざすことができます。不動産鑑定士は独学での試験合格は現実的にはむずかしく、講座を受けるのが合格への近道です。



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お問い合わせ

 国土交通省土地・水資源局地価調査課
 〒100-8918  東京都千代田区霞ヶ関2-1-2中央合同庁舎第2号館  
 TEL 03-5253-8111



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